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シーチングにパターンの線を写して
針で丁寧にとめて組み立てていきます。
今回はワンピ+ベストといった組み合わせ。
問題は袖にかかっている衿のような部分です。
この部分は立体裁断で仕上げていきます。
立体裁断というのは、パターンをひかずに
布を直接あてて、ハサミと針で組み上げていく事をいいます。
かなりアバウトにこんな感じでいきます。
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A
横からみた図です。
だいぶ形が整いました。
問題は袖を通した時にちゃんと動けるか、
腕を上げられるかといった事になります。
それを確認する為
針がついた状態のものを実際に自分で着て確認してみます。
かなりの数の針が付いているので
着る時は針がチクチクしますが
そこは我慢なのです・・・・・・。
ちなみに奥に見えるのはメンズのトルソーです。
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B
一通り形が出来上がったら
その場でウエストを絞ったり
切り替えの位置を確認していきます。
こんな感じで線を入れてバラしていきます。
ちなみにこれはベストの脇身頃です。 |
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C
修正を加えた後、
念の為にもう一度組み立てます。
通常はこのように半分だけ組み立てます。
ブローチの大きさ、
ネクタイの大きさ、ネクタイのプリント等
全てこの段階で確認をします。
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D
全体の写真です。
こんな感じでいい感じに仕上がりました。
これをまたバラして、パターンを仕上げます。
工場さんが縫い方が分かるように
細かく指示を書き入れてサンプル用のパターンが完成です。
普通の服と違い縫い方も特殊なので
かなり細かく指示を書き入れています。
これがまた大変な作業なのです・・・・・。
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あとは生地とパターンを工場に送ってサンプルの完成を待つだけです。 |
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